埼玉県内の公園で採ったキノコを食べて中毒に!
秋はキノコが美味しい季節ですが、公園などで採取したものは口にしないように注意が必要です。
食品監視課によると、新宿区在住の家族4人が18日、埼玉県内の公園で採ったキノコを炒め物にした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/883207d483b75dc1384871c79747a9fad050e515
食後30分ほどで錯乱や意識もうろう、嘔吐(おうと)、けいれんなどの症状を訴え、救急搬送された。
2人が入院したが現在は回復している。
都健康安全研究センターで検査した結果、広葉樹林の地上に発生する毒キノコ「テングタケ」と判明した。
毒キノコによる食中毒は毎年、キノコが多く採れる9~10月に集中して起きる。
都内では過去20年間で計11人の患者が発生。
他県では死者も報告されている。都は「図鑑の写真やインターネットの画像検索で勝手に鑑定しないで」と呼びかけている。
「ねえ、公園で遊ぶのは楽しいけど、キノコを見つけたら気をつけないといけないことがあるんだよ。実は東京のある家族が公園でキノコを拾って食べちゃったんだけど、それが毒キノコで、みんなお腹が痛くなっちゃったんだよ。だから、キノコは見つけても触らないでね。もしキノコを見つけたら、大人に言ってね。」
「うん、分かった!でも、どうして毒キノコはダメなの?」
「いい質問だね。毒キノコは体にとって危険なんだ。食べるとお腹が痛くなったり、吐いちゃったり、頭がぼーっとしちゃうこともあるんだよ。だから、キノコは食べちゃダメだよ。」
「ほんとうに危ないんだね。でも、どうして人は毒キノコを食べちゃうの?」
「それはね、毒キノコと食べられるキノコを見分けるのが難しいからだよ。
ネットで食べても平気って間違った情報もあったりするんだ。
だから、キノコは触らないで、食べないで、他の人にもあげないでね。」
「毒キノコについての間違った情報もあるんだね。」
「そうなんだ。例えば、「キノコの柄が裂けていたら食べられる」とか「地味な色のキノコは大丈夫」とか言う人もいるけど、それは間違っていて、危ないんだよ。
だから、キノコに関しては、ちゃんとした知識がないと食べちゃダメだんだよ。」
「ふーん、だからキノコを見つけても食べちゃダメなんだね。わかったよ!」
「そして、もしキノコ拾いに行くなら、専門家のアドバイスを聞いてから行くのがいいよ。」